
Aさんは、往診歯科医院(練馬区大泉学園町)の営業職として、地域のケアマネジャーさんと信頼関係を構築をつくってきました。
ところが、昨年1年間様々なパワハラ退職強要と不利益変更を受けたあげく、今年の仕事始めより、「院内営業のみをやれ」との辞令によって、近隣の駅前などでのリーフレット配布を強いられています。
これによって、訪問営業での歩合給は当然出ていません。
逆に、院内営業はこれまで専門で行った人はおらず、どの場合に歩合給が支払われるかの基準もあいまいであり、仮に支払われてもその割合は訪問営業の10分の1です。
こんな会社にとって都合のよい配置転換は言うまでもなく不当です。
●医療機関の広告には規制あり!
そもそも、医療機関は広告に対して医療法や医療広告ガイドラインによって厳しく制限されています。
皆さんは、何十年と生活していて歯科医院が営業しているビラをもらったことはありますか?
歯科医院の「オープニング」というならともかく、それ以外ではおそらく出会った経験はないと思います。
歯科医院の「オープニング」というならともかく、それ以外ではおそらく出会った経験はないと思います。
実際に保健所や厚生局に尋ねたところ
「駅前でビラ配りをするという歯科医院の営業など聞いたことがない」
「『自信がある』とか『自費診療をおすすめしません』などの内容は違法の可能性が高い」
「ビラを渡す時に『来てください』とか『うちはうまいですよ』という音声の内容も、ガイドラインにあるので注意する必要がある」
との回答を得ています。
ある医科歯科の院長先生からは「そんな歯科医院はコンプライアンス遵守の意識が低すぎる」との意見も寄せられています。
「駅前でビラ配りをするという歯科医院の営業など聞いたことがない」
「『自信がある』とか『自費診療をおすすめしません』などの内容は違法の可能性が高い」
「ビラを渡す時に『来てください』とか『うちはうまいですよ』という音声の内容も、ガイドラインにあるので注意する必要がある」
との回答を得ています。
ある医科歯科の院長先生からは「そんな歯科医院はコンプライアンス遵守の意識が低すぎる」との意見も寄せられています。

医療は単なる「金儲け」ではなく、社会的行為(社会保障)です。Aさんは、胸を張ってできる仕事がしたいのです。地域の居宅介護支援事業所などの信頼を得て胸を張ってできる仕事に戻りたいのです。
そういう職場に変えるためにがんばっています。
ぜひご支援をよろしくお願いします。

●訪問歯科コンサル「ツナグ」の違法性を厚生局に告発!
そういう職場に変えるためにがんばっています。
ぜひご支援をよろしくお願いします。

●訪問歯科コンサル「ツナグ」の違法性を厚生局に告発!
Aさんが昨年5月から年末までさせられてきた「訪問歯科ツナグ株式会社」の経営実態は、契約している歯科医院に患者様を紹介して、その患者様の診療報酬から2割のマージンを受け取るというものです。
「経済的利益を目的」とした患者の紹介は違法であり、「患者を紹介してもらった対価として経済的利益の提供」をする事も違法だと、関東信越厚生局に既に確かめていました。
先日の団体交渉で、往診歯科の理事でありツナグ株式会社代表の院長夫人は「診療報酬から2割受け取っているが、契約名目が『患者を紹介する』内容ではなく『訪問歯科コンサル』名目だから違法ではない」と主張しました。
これについて、厚生局に確認しました。
●まず、名目云々ではなく、実態として経済的利益を目的として患者を紹介し、診療報酬の2割を受け取っている事実。
●そして契約している歯科医院が診療報酬2割を支払っているという事実。
●したがってそういった契約をしているという事実があれば違法である。
との回答を得ました。
この確認のもとで厚生局に告発を行いました。
との回答を得ました。
この確認のもとで厚生局に告発を行いました。

現在、東京都労働委員会のあっせんを控えての大詰めの段階です。
往診歯科医院経営のブラックぶりは、医療を単なる「金儲けの道具」に変えるものであり、一医院の問題ではありません。
ユニオンとして、A組合員とともに往診歯科医院を健全な職場にして、仕事に誇りをもって働ける現場に変えるために全力をあげています。
是非ご支援をよろしくお願いします。