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明日8月31日の西武池袋本店ストライキが正式に決定されました!
私たち東京北部ユニオンは、セブン&アイホールディングスと闘うコンビニ関連ユニオンとともにこの歴史的ストライキを全面支持します!
既に、池袋本店は明日の営業をしないと貼りだしています。
ストライキの全日実施は確定しました。

以下、本日西武池袋本店などの労働者に配布したビラです。

そごう・西武労働者のストライキを支持します
そごう・西武で働くすべての皆さん! ご利用のすべての皆さん!近隣で働くすべての皆さん!
8 月31 日の西武池袋本店のストライキ――60年ぶりの「百貨店スト」のニュースに、日本中の労働者が沸き、かたずを飲んで注目しています。
そして、不誠実な対応に終始し、労働者・労働組合の存在を無視抹殺しつづけるセブン&アイHD への怒りの声は日に日に高まっています。
私たちコンビニ関連ユニオンもセブン資本と徹底的に闘ってきた労働組合として、そごう・西武の労働者のストライキを断固支持し連帯し、ともに闘うアピールを発します。
すでにセブン&アイは、9 月1 日にそごう・西武を外資投資ファンドに2200 億円で売却を決定しようとしています。許せません! ストで井阪社長を退陣させ、雇用を守り、西武池袋本店の改装・テナントの強制移転プランを白紙撤回させよう!
ストライキは世界の常識!
アメリカでは、ハリウッドの俳優や映画スタッフが大規模ストライキ、フランスでは年金ストライキ、韓国では労働組合弾圧に対してゼネストが闘われています。労働者が声を上げてストライキを闘うことは、いまや全世界では常識であり、多くの労働者がストを歓迎しています。
ストライキが実現すれば、日本の労働者は皆さんの闘いに必ず続いて立ち上がります。皆さんは孤立していません。この物価高、上がらない賃金のなか、まともに生活できずに苦しんでいる労働者はみんな同じ思いです。ストライキ決行は全国の労働者の思いであり、100%正義の闘いです。


池袋の街を変えるな!
西武池袋本店の改装・テナントの強制移転プランを白紙撤回させよう!
セブン&アイ社長・井阪は倒せる!
井阪社長は、そごう・西武経営者、労働者もろとも売り飛ばし、マネーゲームにのめり込んでいます。25 日にそごう・西武へ取締役3人を派遣し、取締役13 人のうち8人をセブン&アイ側の役員にしました。売却をスムーズに進め、利益を独占しようとする腐りきった策略です。そこで働く労働者を無視する極悪資本家の姿そのものです。
昨年12 月、井阪は、クレディセゾンの林野会長に「あなたに池袋西武の何がわかる。売り場はコンビニの棚のように簡単には動かせないんだよ!」「あなたはコンビニしか知らないコンビニ野郎だ!」と罵られ最大の屈辱を味わったと言われています。まさに井阪は百貨店を何も知らないコンビニ野郎です。
そもそも、2006 年にセブン&アイがそごう・西武を買収した当時には、「グループ内に百貨店を取り込み巨大総合流通グループを形成し事業拡大をめざす」と意気込んでいたにもかかわらず、28 店舗あった店舗を10 店舗にまで減少させているではないか!
私たちユニオンの経験から、井阪の姿勢には、労働組合否定、労働者蔑視が貫かれています。この卑劣な井阪をストライキで倒さないかぎり労働者の未来はありません。
ストライキで勝てる時代の到来!
私たちは、2019 年「24 時間365 日営業義務化反対」を掲げ、セブンだけでなくすべてのコンビニのオーナー、社員、店舗従業員、配送、工場の労働者が加盟できる産業別労働組合として結成しました。セブン社員のストライキ、店舗の時短ストライキを決行し、さらに公正取引委員会への申告活動を継続的に行いました。
2020 年公取委からコンビニの「24 時間の強制」、「仕入数量の強制」、「集中出店」などは独占禁止法上の優越的地位の濫用であると改善要請を引き出す勝利をもぎ取りました。その力で、コンビニの時短営業を認めさせたのです。
2023 年1月には長野県労働委員会において不当労働行為救済勝利命令をかちとり履行させました。3年間におよぶ団体交渉拒否、正当な労働組合活動を行っていたセブン・イレブン・ジャパン本部社員のユニオン委員長に対する懲戒攻撃を撤回させました。
そごう・西武で働く労働者の皆さん! 井阪社長のような労働者無視の資本家と私たち労働者は100%非和解です。西武池袋本店で長年築き上げてきたお客さん、地域の市民との信頼関係を破壊するセブン&アイに対して怒りをたたきつけましょう! この物価高で賃金も上がらず生活に苦しんでいる大多数の労働者はそごう・西武のストライキに圧倒的支持の声をあげています。コンビニ関連ユニオンはともに闘います。
いよいよストライキで勝てる時代が到来しました。職場を動かしてるのは資本家ではありません。私たち労働者であることをストライキで思い知らせましょう。
11 月19 日、すべての労働者は、「戦争反対!岸田打倒」を掲げる全国労働者総決起集会(正午・日比谷野音)でともに声をあげよう!